St.Valentine  聖バレンタイン

 紀元3世紀、それは愛や富を手にすること、そしてクリスチャンであることが、現代では想像を絶するほど、とてもとても困難な時代でした。その中に、バレンタインという若者がいました。彼は思いを寄せる恋人を、愛する花嫁として迎えることで、その深い真実の愛を極めようとしていたのです。彼は毎日がバラ色でした、とても幸でした。

 ところが、いよいよ、結婚することになっていたある日のことです。そんなバラ色だった若者、バレンタインの人生が、突然音を立てて崩れていったのです。ローマ皇帝が「クリスチャンは全員反逆罪により違法市民と見なす! 違法市民は処刑」と宣言。

 処刑を逃れるには、ただ「シーザーこそわが主である」と言えばよかったのですが、人間のオールマイティーではない姿、不完全で微力な人類としての自分を、謙虚に正直に受け入れ、永遠不滅の絶対的な力とは、権力の座にあるローマ皇帝ではない、と悟り‘神’と向き合っていたクリスチャン達は「いや、イエスこそわが主である!」と言ったのです。純粋で若いバレンタインも、キリストを否定しませんでした。それよりはむしろ、弾圧され、捕らわれの身となることを選んだのです。

 コロセウムでの処刑を待ちながら、牢獄で、バレンタインは恋人にラブレターを書き続けました。恋人への変わらぬ愛をつづった、美しく、情熱的な手紙を…。

 しかし、それはかなわぬ恋でした。夫婦として抱き合うことは、なんと武力によって最後まで阻止され、西暦269年2月14日、若いバレンタインは処刑さてしまったのです。

 イエス・キリストの殉教者の一人となった彼は、クリスチャンたちにより聖人の一人として、聖バレンタイン(St.Valentine)と呼ばれるようになりました。その後クリスチャン達は、2月14日になると、そんな彼のキリストへの忠誠とロマンチックな愛を祝し「聖バレンタインの日」(St.Valentaine's Day)と称し、愛する人に特別な愛の手紙を送ったのです。清らかな愛の想いを伝える大切な日として、今日に至っているのです。

     

 一見悲劇と思えるこのお話、クリスチャンにとっては実はハッピーエンドなんです。というのも、地上では結ばれなかった二人が天国で結ばれ、いつまでも幸せに暮らしたからです。なぜって? もしそう思われたら、この機会に、世界でThe Bookとも言われている聖書を紐解いてみるのも良いかもしれませんね。

          

 あなたも、愛する人と永遠に結ばれたいですか? 今、恋人と一緒でハッピーなあなたも、かなわぬ恋に悩んでいるあなたも、恋に無縁だと心で泣いているあなたも、愛を表現して生きてみませんか? あなたらしいそんな愛を実現して生きてみませんか?

 そんな思いを込めたワイン‘セント・バレンタイン’が、あなたの愛のメッセージとしてお役に立てれば光栄です! あなたらしい愛の時間を、生きてください……。