「鶴瓶のラジオ(笑福亭鶴瓶「日曜のそれ」16:00〜)を聞いてたら、ワインの輸入販売をしている社長さんが出てたんだ。女性でさ、すごく感じのいい話し方、なんか15年もかけてバレンタインデーって商標を取ったらしいんだ。鶴瓶さんにネットで売ればって言われてたけどけど、ホームページ持ってないんだって。電話してみる?」

― 平凡な日常に‘きっかけ’は転がっていました ―

 あるトラックドライバーが、埼玉県内のバイパスを走っていた時の事でした。この道はよく通る道で、いつもと同じラジオを聞いていました。日付は2004年2月1日。

 いつもと少しだけ違っていたのは、そのドライバーがスピーカーの向うの女性社長の
明るく肯定的なエネルギーを感じた事でしょうか・・・。

 たまたまボールペンが視界に入ったので、助手席に転がっていたボックスティッシュを手に取り、紹介された電話番号を箱の裏にとにかく書き留めました。

 ドライバーには、都会を脱出して田舎に家を建て、パソコンの仕事をしている仲間がいました。その仲間は山林にこもり、自宅でウェブサイトの構築や管理、プログラムを創るのが仕事だったのです。ただし、物の考え方は人並みはずれて人間的、他人の気持ちや出会いをとても大切にしていました。ドライバーは迷わず電話番号を告げました。

 ドライバーの話しを通して女性社長のエネルギーを感じとった彼もまた、迷わずに電話をしました。突然の事にもかかわらず、女性社長もそんな彼にエネルギーを感じました。そして、メールや電話のやり取りの後、代々木のオフィスで二人が実際に顔を会わせた時、それはさらに明るい、希望に満ちたエネルギーへと変わりました。

 十日あまりで、ゼロからのウェブサイト立ち上げ。関わった仲間たちの偶然と決断と行動が、2004年のバレンタインデーに、このワインをオンラインで皆様にお届けする事を可能にしました。     ・・・・・・鶴瓶師匠、ユニークな放送をありがとう!